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最後のパーツ(中脚)です

「ジワジワと締めて、合うはずがないものを合わせる…」これだけの隙間がある2枚の板を合わせて繋げ、美しい紡錘形の脚にしていきます。

ベルトを巻きつけ2トンのチェーンブロックで締め、少しの歪みをバールで調整し(バールは妻が代わって持っていて)溶接で点付けして止めていきました。

脚の曲線を出すため板の断面の凹凸を削りました。

ベルトの位置を変えながら、進んだり戻ったり裏側も見ながら、少しずつ合わせていきました。

この一番長いパーツのステンレス板は、厚みが6ミリ、長さ320センチ余り、幅48センチ、44キロ近くあります。これを、二人で持ってプレス機にかけ、600回近く少しずつ動かしながらプレスして曲げました。そして、2枚合わせて溶接して脚のパーツが一つ出来ました。